7月31日(火) 360億円を約18年で返済する夕張市の財政再建計画は大変厳しい内容であります。
市は、約270人いる市職員を4年間で70人にまで減らす計画。 市民生活も直撃する。
市民税、固定資産税、軽自動車税も軒並み増税。入湯税150円が新設され、ごみも有料化、保育料も上がる。
様々な補助金の見直しが行われその中の一つ老人福祉会館の運営について厳しい現実を視察させていただきました。
この施設の運営はすべて市からの補助金で運営されていたところから、利用する高齢者には全く負担はなかったところ、財政再建計画では会館の運営補助金はゼロになってしまいました。
会館を利用している高齢者からは、自己負担があっても存続を願い入館料をいくらにすべきかアンケートを行い300円と決定。
高齢者の皆さんが負担をしても存続との意見が多く、300円にするとの意見も一番多い意見になっていました。
職員の皆さんも無駄をなくす相当な努力をされていました。マイナスから立ち上がろうとする夕張の皆さんの思いを実感し大変勉強になりました。
夕張市の市議からも現況の夕張市の説明を聞き、これからの自治体運営について多くを学びました。